簿記

【簿記3級】勘定科目一覧表2021!試験合格のための覚え方もご紹介!

簿記を習得するために必須となるのが勘定科目を把握することですよね。

初めのうちは意味のよくわからない漢字がズラッと並んでいて、苦手意識を持ってしまう方もいるでしょう。

しかし、やみくもに覚えるのではなくコツを掴むことでスッと頭に入ってくるようになります。

今回は日商簿記3級試験に出てくる勘定科目一覧表試験を突破するための覚え方のコツをご紹介します!




【簿記3級】勘定科目とは?

簿記の目的は財政状態や経営成績を明らかにし、財務諸表(貸借対照表・損益計算書)を作成することです。

そのために企業は日々の取引を記録しておかなければなりません。

ただ、取引を記録すると言っても日記のように書いていてはわかりづらいですよね。

そこで簿記では誰が見ても取引の内容がわかるように決められた用語で記録をしています。

その用語が「勘定科目」なのです。

勘定科目…簿記で取引を記録するために決められた用語(名称)

 

【簿記3級】分類ごとの勘定科目一覧(2021)




勘定科目は5つのグループに分類されます。

5つのうち、3つが財政状態を表す貸借対照表に属している「資産」、「負債」、「純資産(資本)」のグループ。

残りの2つは経営成績を表す損益計算書に属している「収益」と「費用」です。

また当サイトでは上記とは別に特殊な勘定科目をその他の勘定科目として紹介します。

資産の勘定科目 会社の財産や将来現金やサービスを受取ることのできる権利
負債の勘定科目 将来支払いをしなければならない義務や会社が負っている債務
純資産(資本)の勘定科目 資産から負債を引いた差額
最終的に手元に残る財産
収益の勘定科目 会社が受け取った収入
会社の利益を増やす要因となるもの
費用の勘定科目 会社に必要な支出
会社の利益を減らす要因となるもの 
その他の勘定科目 簿記3級では「現金過不足」、「損益」、「貸倒引当金」、「減価償却累計額」の4つ

それでは勘定科目を順番に見ていきましょう!

資産の勘定科目一覧表(貸借対照表)

まずは資産の勘定科目です。

資産…会社の財産や将来現金やサービスを受取ることのできる権利

資産の勘定科目は次の28個です。

資産のグループの勘定科目
現金 紙幣・通貨や通貨代用証券 現金の詳細
小口現金 小口現金係が管理する現金 小口現金の詳細
普通預金 普通預金口座への預け入れ・引き出しがあった時に使う勘定科目
口座を複数持っている時は「普通預金○○銀行」と区別する
普通預金の詳細
当座預金 当座預金口座への預け入れ・引き出しがあった時に使う勘定科目で小切手や約束手形の決済に使われる
口座を複数持っている時は「当座預金○○銀行」と区別する
当座預金の詳細
定期預金 定期預金口座への預け入れや引き出しがあった時に使う勘定科目
口座を複数持っている時は「定期預金○○銀行」と区別する
定期預金の詳細
受取手形 相手側から振り出された約束手形を受取った時に使う勘定科目 受取手形の詳細
売掛金 商品を掛けで販売した時に使う勘定科目 売掛金の詳細
クレジット売掛金 商品やサービスをクレジットカード払いで販売した時に使う勘定科目 クレジット売掛金の詳細
電子記録債権 電子記録を利用して債権のやり取りをする時に使う勘定科目 電子記録債権の詳細
商品 販売を目的として取引先から仕入れた物品 商品の詳細
繰越商品 期末にまだ販売していない商品(在庫)の金額を表す勘定科目 繰越商品の詳細
貸付金 お金を貸した時に使う勘定科目
従業員にお金を貸した時は「従業員貸付金」
法人が役員にお金を貸し付けた時は「役員貸付金」
貸付金の詳細
手形貸付金 お金を貸した際に借用証書の代わりに約束手形を受取った時に使う勘定科目 手形貸付金の詳細
立替金 お金を一時的に立て替えた時に使う勘定科目
従業員にたいしてお金を立て替えた時は「従業員立替金」
立替金の詳細
前払金 商品を受取る前に、代金の一部または全部を先に支払った時に使う勘定科目 前払金の詳細
未収入金 商品以外のものを後払いで売った時に使う勘定科目 未収入金の詳細
仮払金 用途や金額が不明なまま、一時的にお金を概算で支払った時に使う勘定科目 仮払金の詳細
受取商品券 他店が発行した商品券を受け取ったり精算した時に使う勘定科目 受取商品券の詳細
差入保証金 賃貸借契約の際に敷金など保証金をあらかじめ支払った時に使う勘定科目 差入保証金の詳細
貯蔵品 期末に残った切手や収入印紙などを資産に計上する時に使う勘定科目 貯蔵品の詳細
仮払消費税 商品を仕入れた時に支払った消費税 仮払消費税の詳細
仮払法人税等 法人税・法人住民税・法人事業税を見込みで納付(中間納付)した時に使用する勘定科目 仮払法人税の詳細
前払費用 当期に支払った費用のうち、実際に消費するのが次期になる分を決算時に取り消すために使う勘定科目
「前払利息」、「前払家賃」、「前払保険料」、「前払手数料」、「前払広告費」、「前払地代」がある
前払費用の詳細
未収収益 代金は受け取っていないが収益は発生している当期未回収分の収益を決算時に計上するために使う勘定科目
「未収利息」、「未収家賃」、「未収手数料」、「未収地代」がある
未収収益の詳細
建物 店舗・事務所・ビル・倉庫など 建物の詳細
備品 パソコン・机・いすなど 備品の詳細
車両運搬具 社用車・トラックなど 車両運搬具の詳細
土地 店舗・事務所・ビル・倉庫・駐車場などに使う土地 土地の詳細

※2021年9月時点。
並びは順不同です。

資産のホームポジションは貸借対照表の左側(借方)です。

資産のホームポジションは左(借方)

仕訳の際は:

資産の勘定科目が増加した時には左側(借方)に記入
資産の勘定科目が減少した時には右側(貸方)に記入

 

負債の勘定科目一覧表(貸借対照表)

次は負債の勘定科目一覧。

負債…将来支払いをしなければならない義務や会社が負っている債務

負債の勘定科目は次の16個です。

負債のグループの勘定科目
支払手形 代金を手形で支払った時に使う勘定科目 支払手形の詳細
買掛金 商品を掛けで仕入れた時に使う勘定科目 買掛金の詳細
電子記録債務 電子記録を利用して債務のやり取りをする時に使う勘定科目 電子記録債権の詳細
前受金 商品を販売する前に、代金の一部または全部を先に受取った時に使う勘定科目 前受金の詳細
借入金 お金を借り入れた時に使う勘定科目
役員からお金を借り入れた時は「役員借入金」
借入金の詳細
手形借入金 お金を借りた際に借用証書の代わりに約束手形を渡した時に使う勘定科目 手形借入金の詳細
当座借越 当座預金残高を超えて引き出しをしている時に使う勘定科目
銀行と当座借越契約を結ぶ必要がある
当座借越の詳細
未払金 商品以外のものを後払いで買った時に使う勘定科目 未払金の詳細
仮受金 原因不明なお金を受け取った時に一時的に使う勘定科目 仮受金の詳細
未払費用 費用は発生しているが、まだお金が支払われていないので仕訳がされていない場合に当期に発生した分の費用を計上するために使う勘定科目
「未払利息」、「未払家賃」、「未払給料」、「未払広告費」、「未払地代」などがある
未払費用の詳細
前受収益 当期に受取った収益のうち、実際に提供されるのが次期になる分を決算時に取り消すために使う勘定科目
「前受利息」、「前受家賃」、「前受手数料」、「前受地代」などがある
前受収益の詳細
預り金 従業員などからお金を預かった時に一時的に使う勘定科目
「所得税預り金」、「社会保険預り金」、「従業員預り金」がある
預り金の詳細
仮受消費税 商品を販売した時に受取った消費税 仮受消費税の詳細
未払消費税 仮受消費税と仮払消費税の差額
後で消費者の代わりに国に納める
未払消費税の詳細
未払法人税等 法人税等と仮払法人税等の差額
後で国に納める
未払法人税等の詳細
未払配当金 株主総会で確定された配当金の未払い分 未払配当金の詳細

並びは順不同です。

負債のホームポジションは貸借対照表の右側(貸方)です。

負債のホームポジションは右(貸方)

仕訳の際は:

負債の勘定科目が増加した時には右側(貸方)に記入
負債の勘定科目が減少した時には左側(借方)に記入

 

純資産(資本)の勘定科目一覧表(貸借対照表)

今度は純資産(資本)の勘定科目です。

純資産(資本)…資産から負債を引いた差額・最終的に手元に残る財産

簿記3級で出題される純資産(資本)の勘定科目は3個です。

純資産(資本)のグループの勘定科目
資本金 会社設立時に出資者が会社に払い込んだ元手となるお金 資本金の詳細
繰越利益剰余金 創業から蓄積された利益の合計と当期の利益を加算した金額 繰越利益剰余金の詳細
利益準備金 会社法によって義務付けられている積立金 利益準備金の詳細

並びは順不同です。

純資産(資本)のホームポジションは貸借対照表の右側(貸方)です。

純資産(資本)のホームポジションは右(貸方)

仕訳の際は:

純資産(資本)の勘定科目が増加した時には右側(貸方)に記入
純資産(資本)の勘定科目が減少した時には左側(借方)に記入

 

収益の勘定科目一覧表(損益計算書)

次は損益計算書の収益の勘定科目一覧です。

収益…会社が受け取った収入・会社の利益を増やす要因となるもの

収益の勘定科目は次の10個です。

収益のグループの勘定科目
売上 商品や製品の販売、サービスの提供などにより得た収益を処理する時に使う勘定科目 売上の詳細
商品売買益 商品販売時の売値と売上原価の差額
分記法で仕訳をする時に使う勘定科目
商品売買益の詳細
受取手数料 本業以外で得た手数料による利益 受取手数料の詳細
受取家賃 建物や家などを貸して得た利益 受取家賃の詳細
受取利息 貸付金や預金にたいして受け取った利息 受取利息の詳細
受取地代 土地を貸し出して得た利益 受取地代の詳細
雑益 どの勘定科目にも該当しない利益 雑益の詳細
貸倒引当金戻入 貸倒引当金を減らす時に使う勘定科目 貸倒引当金戻入の詳細
固定資産売却益 固定資産を売却した時に得た利益を表す勘定科目 固定資産売却益の詳細
償却債権取立益 貸し倒れ処理したお金を回収した時に使う勘定科目 償却債権取立益の詳細

並びは順不同です。

収益のホームポジションは損益計算書の右側(貸方)です。

収益のホームポジションは右(貸方)

仕訳の際は:

収益の勘定科目が増加した時には右側(貸方)に記入
収益の勘定科目が減少した時には左側(借方)に記入

 

費用の勘定科目一覧表(損益計算書)

次は費用の勘定科目一覧のご紹介です。

費用…会社に必要な支出・会社の利益を減らす要因となるもの

費用の勘定科目は26個です。

費用のグループの勘定科目
仕入 商品を仕入れた時に使う勘定科目 仕入の詳細
売上原価 当期販売した商品の仕入金額 売上原価の詳細
発送費 商品を発送した時にかかる運賃 発送費の詳細
給料 従業員に支払うお金 給料の詳細
法定福利費 会社が負担する社会保険料を表す勘定科目 法定福利費の詳細
広告宣伝費 チラシ・パンフレット・ポスターなど、広告宣伝にかかったお金を表す勘定科目 広告宣伝費の詳細
支払手数料 手数料を支払う時に使う勘定科目 支払手数料の詳細
支払利息 お金を借りた対価として支払う利息 支払利息の詳細
旅費交通費 交通費や宿泊費などにかかったお金 旅費交通費の詳細
貸倒引当金繰入 貸倒引当金を増やす時に使う勘定科目 貸倒引当金繰入の詳細
貸倒損失 取引先の倒産により回収できなかったお金を表す勘定科目 貸倒損失の詳細
減価償却費 固定資産の劣化分の金額を費用として計上するための勘定科目 減価償却費の詳細
通信費 電話・インターネット・切手代などにかかった金額 通信費の詳細
消耗品費 文房具や事務用品などの消耗品を購入した金額 消耗品費の詳細
水道光熱費 水道代・電気代・ガス代にかかった金額 水道光熱費の詳細
支払家賃 事務所や店舗などの家賃にかかった金額 支払家賃の詳細
支払地代 土地を借りた時に支払う賃借料 支払地代の詳細
保険料(支払保険料) 会社が契約した生命保険や火災保険・損害保険などにかかった金額 保険料(支払保険料)の詳細
租税公課 固定資産税・印紙税などを支払う時に使う勘定科目 租税公課の詳細
修繕費 建物や車など、固定資産を修理した時に使う勘定科目 修繕費の詳細
雑費 どの科目にも当てはまらない少額の費用を表す勘定科目(営業費用) 雑費の詳細
雑損 原因不明など、適切な科目がない少額の費用を表す勘定科目(営業外費用) 雑損の詳細
固定資産売却損 固定資産を売却した時に発生した損失を処理するための勘定科目 固定資産売却損の詳細
保管費 商品を保管するためにかかった保管料や倉庫使用料などを表す勘定科目 保管費の詳細
諸会費 会社が所属している団体に支払う会費などを表す勘定科目 諸会費の勘定科目
法人税等
(法人税、住民税及び事業税)
利益に応じてかかる税金で法人税・住民税・事業税の3つがある 法人税等(法人税、住民税及び事業税)の詳細

並びは順不同です

費用のホームポジションは損益計算書の左側(借方)です。

費用のホームポジションは左(借方)

仕訳の際は:

費用の勘定科目が増加した時には左側(借方)に記入
費用の勘定科目が減少した時には右(貸方)に記入

 

その他の勘定科目一覧表

最後にその他の勘定科目を見ていきましょう。

その他の勘定科目は「現金過不足」、「損益」、「貸倒引当金」、「減価償却累計額」の4つです。

その他の勘定科目
現金過不足 帳簿上の現金残高と実際の現金残高が一致しない時に一時的に使う勘定科目 現金過不足の詳細
損益 決算時の帳簿の締め切りに使う勘定目で費用と収益の諸勘定を振り替えるために使う 損益の詳細
貸倒引当金 将来回収できなくなる可能性がある売掛金や受取手形を見積もって計上するための勘定科目 貸倒引当の詳細
減価償却累計額 過去に計上した減価償却費を累計した金額を表す勘定科目
「建物減価償却累計額」、「備品減価償却累計額」、「車両運搬具減価償却累計額」がある
減価償却累計額の詳細

 

※現金過不足は実際の残高が帳簿上の残高より少ない時は左側(借方)に、実際の残高の方が多い時は右側(貸方)に記入します。
一時的に使う勘定科目なので、最終的にはゼロになります。

※損益は一時的に使う勘定科目なので、最終的にはゼロになります。

※貸倒引当金と減価償却累計額は資産のマイナスを意味します。仕訳の際には負債と同じ側(右側)で仕訳されます。

 

【簿記3級】勘定科目と許容勘定科目と表示科目




ここまで日商簿記3級に出てくる勘定科目の一覧をご紹介してきました。

ご紹介した勘定科目は標準的な勘定科目になりますが、採点をするうえで許容される許容勘定科目というものがあります。

・【商工会議所簿記検定試験】商業簿記標準・許容勘定科目表はこちら

勘定科目の指定がない場合、標準勘定科目を使っても許容勘定科目を使ってもどちらでも正解になります。

ただ、問題で勘定科目の指示がある場合はその中から選ぶようにしましょう!

また、勘定科目を知るうえで理解しておきたいのが、勘定科目と表示科目の違いです。

仕訳をする時に使う科目は「勘定科目」であるのにたいして、財務諸表(損益計算書・貸借対照表)に表示する時に使う科目は「表示科目」と言います。

「勘定科目」は社内で使うものなので自由に設定できますが、「表示科目」は外部に公表する財務諸表に表示するものなので、科目についての一定の規則があります。

勘定科目と表示科目は一致する場合が多いですが、そうでないものもあります。

勘定科目 表示科目
売上 売上高
仕入 売上原価
繰越商品 商品
前払利息・前払家賃・前払保険料・前払手数料・前払広告費・前払地代 前払費用
未収利息・未収家賃・未収手数料・未収地代 未収収益
未払利息・未払家賃・未払給料・未払広告費・未払地代 未払費用
前受利息・前受家賃・前受手数料・前受地代 前受収益

 

貸借対照表や損益計算書を作成する問題では表示科目で記載するようにしましょう。

 

簿記3級の勘定科目の覚え方のコツ!

簿記3級に出てくる勘定科目を一覧でご紹介してきましたが、こんなに覚えるのは数の多さにしり込みをしてしまった方もいるかもしれません。

でも大丈夫!

やみくもに暗記しようとせず工夫をすれば、格段に効率よく理解することができます。

ここからは簿記3級の勘定科目を覚えるコツをご紹介します。

実際に仕訳を書く

最も大切なことは実際に仕訳を書くことです。

ただ科目を眺めて覚えようとせずに、実際に書いてみることです。

目で見て暗記しただけでは、理解もできずすぐに忘れてしまいます。

書くという行為は文字を眺めているより脳を刺激し活性化させます。

ただ眺めるだけより深いレベルで脳に刻み込むことができるんです。

アメリカのある大学が行った実験では授業の内容をノートで書いた大学生の方がパソコンに入力した大学生よりもテストの成績がよかったという研究結果があります。

このことからもまずは実際に書いてみることが勘定科目を自身の脳に定着させる近道だと言えます。

簡単な仕訳から始める

お伝えしたように書いて覚えることはとても大切なことです。

ただ、一つ一つの勘定科目を書いて覚えるより仕訳を書くことでより理解が深まります。

どんな簡単なものでもいいので仕訳を書いてみましょう。

まずは身近にあり、イメージができる勘定科目の仕訳からスタートしていくといいですよ。

例えば、いきなり償却債権取立益や貸倒引当金繰入と言われてもイメージができないですよね。

でも売上や仕入・現金・普通預金といった勘定科目ならすぐにイメージすることができます。

5つのグループを意識する

ご紹介してきた勘定科目は資産・負債・純資産(資本)・収益・費用の5つのグループに分類されています。

各分類のホームポジション(右側にあるのか左側にあるのか)を覚えましょう。

貸借対照表と損益計算書

勘定科目が増加したら、ホームポジション側に記入、減少したらその逆に記入していきます。

例)商品を仕入れて代金を現金で支払った時の仕訳

借方 金額 貸方 金額
仕入 ○○ 現金 ○○

※仕入は費用の勘定科目なのでホームポジションは左側、増加した時は左側に記入。現金は資産の勘定科目なのでホームポジションは左側、減少した時は右側に記入していく。

これだけの勘定科目を覚えなければいけないのに、さらにその勘定科目がどのグループに属しているかも覚えなければいけないなんて大変すぎると思った方もいるかもしれません。

しかし、勘定科目と一緒にその勘定科目がどのグループに属しているかを理解できるようになれば、仕訳は自然とできるようになっていきます。

そして、仕訳ができるようになれば勘定科目を覚える速度も加速していくんです。

記憶が定着するまで繰り返す

仕訳を書いて理解したつもりでも、すぐに忘れてしまうことがあります。

これはあなたが悪いわけではなく、人間は覚えたものも放置しておくとすぐに忘れてしまう生き物なのです。

ですので、繰り返しの作業が大切になってきます。

理解した仕訳を忘れないように、また仕訳をする。

大事なのは暗記をしようとせず、理解したものをまた思い出す作業を繰り返すことです。

そうすることで、記憶が定着するようになっていきます。

勘定科目をセットで覚える

今まではどちらかと言うと精神論的なお話しをしてきましたが、ここからは少しテクニック的なお話しをします。

一つ目はセットで覚えるということです。

例えば、商品を掛けで売った時に使う勘定科目は売掛金です。

商品を掛けで売る時もあれば掛けで買う時もあり、その際は買掛金を使います。

その他にもお金を貸し付けた時には貸付金、借りた時には借入金。

手数料を得た時には受取手数料、支払った時には支払手数料などセットで覚えることができる勘定科目が多くあるんです。

このようにセットで覚えることで、作業の効率がぐんと良くなります。

パターンを覚える

例えば、収益のグループに属している勘定科目には「受取○○」、「○○益」と名前がつくものが多くあったりします。(例外あり:受取手形・受取商品券は資産)

費用のグループには「支払○○」、「○○費」とつく勘定科目が多くあるんです。(例外あり:支払手形は負債)

こういったパターンがあることを知ることで、勘定科目を覚えるスピードがアップします。

 

「【簿記3級】勘定科目一覧表2021!試験合格のための覚え方もご紹介!」のまとめ

簿記3級勘定科目一覧表のまとめ

簿記3級の主要な勘定科目を一覧でご紹介しました。

総数は87個。

はじめからすべて覚える必要はありません。

上記でお話しした覚え方を参考に、簡単な仕訳からコツコツと繰り返し解いていけば自然と理解できるようになります。

仕訳を繰り返して、ある程度の基礎力が身につけば勘定科目も頭にスッと入ってくるようになり、簿記が楽しくなってきます。

簿記が楽しいと思えるようになったら、その時がチャンス。

試験の合格率はグッと高くなるでしょう!