今回は普通預金の利息の処理についてのお話しです。
簿記では普通預金に振り込まれた利息はどのように処理をするのでしょうか?
仕訳の方法を簿記初心者にもわかりやすく解説します。
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【簿記】普通預金に利息が入金された時の処理
当座預金ほどではないですが、普通預金も利息がつき、受け取ることができます。
簿記では普通預金に入金された場合は普通預金科目を使って処理をします。
そして、相手科目は利息。
利息は受取利息と言う勘定科目を使います。
ちなみに簿記でいう普通預金の定義は:
・普通預金…会社が開設した普通預金口座で、いつでも預け入れや引き落とし、送金ができる
になります。
詳しくはこちらで説明していますので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
それでは簡単な仕訳を実際にしてみましょう。
普通預金に利息が振り込まれた時の仕訳
例)普通預金口座に利息230円が入金されていました。
この時の仕訳をしてみましょう。
まず、普通預金口座に入金されたので普通預金科目を増やします。
普通預金は資産のグループの科目ですので増加した時は左側(借方)に記入します。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
普通預金 | 230 |
先程もお伝えしたように、受け取った利息は受取利息という勘定科目を使います。
受取利息は収益のグループの科目ですので増えた時は右側(貸方)に記入していきます。
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
普通預金 | 230 | 受取利息 | 230 |
以上で普通預金に利息が入金された時の仕訳は完成です!
「【簿記】普通預金に利息が入金されたら?処理方法を優しく解説!」のまとめ

今回は簿記初心者向けに普通預金に利息が振り込まれた際の処理の方法についてお話をしました。
普通預金に入金があった際は普通預金科目を増加させます。
そして利息は受取利息科目を使いましょう。
普通預金科目に関する仕訳についてはこちらも参考にしてみてくださいね。
>>【簿記】普通預金の仕訳例!振り込みや入金があった時の処理方法


