簿記

【簿記】普通預金・定期預金・当座預金の違い!銀行口座の特徴を確認しよう!

簿記の3級・初級に出てくる預金の種類は3つ。

普通預金と定期預金・当座預金です。

普通預金や定期預金は私たちにもなじみがある銀行口座ですよね。

そして、当座預金は簿記を習うと頻出する勘定科目です。

これらの口座はどういった特徴があり、どんな違いがあるのでしょうか?

今回は簿記の勘定科目「普通預金」、「定期預金」、「当座預金」の違いについてお話ししていきます。




普通預金・定期預金・定期預金について

まずは簿記で学習する普通預金・定期預金・定期預金とは何なのか確認しておきましょう。

・普通預金…会社が開設した普通預金口座で、いつでも預け入れや引き落とし、送金ができる
・定期預金…会社が開設した定期預金口座で、満期にしか引き出しができないが利息が高く付く
・当座預金…会社が開設した当座預金口座で、小切手や手形を使って引き出しができる

となります。

参考記事:簿記の勘定科目「普通預金」の意味をわかりすく解説!

参考記事:簿記の勘定科目「定期預金」とは?わかりやすく解説します!

参考記事:【簿記】当座預金とは?意味や特徴をわかりやすくお話しします!

 

3つの預金の共通点としてはすべて資産のグループになります。

普通預金・定期預金・当座預金は資産のグループ

ですので、増加した時は左側(借方)、減少した時は右側(貸方)に記入します。

ではそれぞれの違いについて見ていきましょう。

 

【簿記】普通預金・定期預金・当座預金の違い

まず、普通預金の特徴としていつでも引き出しができることが挙げられます。

そして、利息もつきますが定期預金よりは金利が低いです。

次に定期預金です。

定期預金は満期になるまで引き出しができないですが、その分利息が高く付くのが特徴です。

すぐに引き出しを行わないお金がある場合に預けておくことが多いです。

そして当座預金は小切手や手形を使えるのが特徴です。

ちなみに小切手・手形は現金の代わりに決済ができる金額が書かれた証券です。

当座預金は利息はつきませんが、現金を持ち運ぶ必要がなく盗難や紛失の心配がありません。

日々多くの取引をしている会社にとって、当座預金は便利で安全な口座ですね。

また、預金残高が不足していた場合でも、あらかじめ設定されている限度額の範囲であれば
銀行が立て替えてくれる当座借越ができます。

以上の違いをまとめと以下のようになります。

  引き出し 利息 小切手・手形
普通預金 できる 付く(定期より低い) 使えない
定期預金 満期になるまで引き出せない 付く 使えない
当座預金 できる 付かない 使える

 

【簿記】普通預金・定期預金・当座預金の仕訳




それでは普通預金・定期預金・当座預金の基本的な仕訳をしてみましょう。

例題1)現金450,000円を普通預金口座に預け入れた。

 

現金を普通預金口座に預け入れたとありますので、普通預金口座が増加します。

普通預金は資産の科目なので増えた時は左側(借方)に記入していきます。

借方 金額 貸方 金額
普通預金 450,000    

そして、現金を減少させます。

借方 金額 貸方 金額
普通預金 450,000 現金 450,000

以上で現金を普通預金口座に預け入れた仕訳は完成です。

 

例題2)普通預金口座から定期預金口座へ230,000円預け入れた。

普通預金口座から定期預金口座に資金を移動します。

定期預金は資産の科目なので、増加した時は左側(借方)に記入します。

借方 金額 貸方 金額
定期預金 230,000    

普通預金を減少させます。

借方 金額 貸方 金額
定期預金 230,000 普通預金 230,000

以上で普通預金口座から定期預金口座に預け入れをした仕訳は完成です。

例題3)普通預金口座から当座預金口座へ340,000円、定期預金口座へ280,000円を預け入れた。

当座預金が340,000円増加しました。

借方 金額 貸方 金額
当座預金 340,000    

また、定期預金も増加させます。

借方 金額 貸方 金額
当座預金 340,000    
定期預金 280,000    

最後に普通預金620,000円(当座預金340,000円+定期預金280,000円)を減少させます。

借方 金額 貸方 金額
当座預金 340,000 普通預金 620,000
定期預金 280,000    

これで普通預金口座から当座預金口座と普通預金口座へ預け入れた仕訳は完成です。

 

「【簿記】普通預金・定期預金・当座預金の違い!銀行口座の種類を確認しておこう!」のまとめ

簿記の普通預金・定期預金・当座預金の違いについてのまとめ

今回は簿記の勘定科目である普通預金・定期預金・当座預金の違いについてのお話をしてきました。

同じ預金でもさまざまな特徴や違いがありましたね。

簿記の試験ではそれぞれの特徴や違いなどが問題として出るわけではありませんが、しっかりと把握しておくことで理解が深まるのでぜひ参考にしてくださいね!

 

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